2014年1月27日月曜日

日本に二大政党制が根付かない理由

この記事はかなり自分の主観が入ってるんでアレですが。

自分は今の政党を次のように見てます。半年前くらいに書いたものですが、ポリティカルコンパスを元にしてます。縦軸が政治軸(保守かリベラルか)、横軸が経済軸(市場主義(小さい政府)か、福祉国家(大きい政府)か)。

だいたいこんなイメージです。が、右下で「政党にならない」と書いてるのは、リバタリアンなのでそういう人は政治に関わらないだろうと言う意味です。でも調べたら「リバタリアン党」というのもあるみたいですね。

問題は下側にある「不信感」です。これは、リベラルと呼ばれる人がやってきたことに対する不信です。自分もものすごくあります。そしてその大きな原因の一つは、拉致問題です。この問題に毅然とした対応を取ってこなかったツケが後々まで響いてます。特に社民党の没落がそれ。

さらに追い打ちをかけたのが民主党の失敗。鳩山由紀夫はそもそも何考えてるか分からないので枠外なんですが、次の菅直人の失敗が致命的。野田政権になったときはもう手遅れでした。その結果、個人としてはともかく、政党としてのリベラルはもう数十年レベルでダメじゃないかと思います。つまり、保守対リベラルでの二大政党制はもう無理でしょう。昔の社会党にすら及ばない。

じゃあ、大きい政府か小さい政府かで争うしかないし、むしろその方が生活にも関わるため、多くの人にとっては望ましいと思います。行きすぎた保守反動にならなければ。じゃあこちらはどうか。

自民党は大きい政府派と小さい政府派の両方を取り込んでいます。TPPに取り組む一方で農協などの支持もある。ただ、昔に比べると市場主義の感じがあります。それは一つは小泉政権のときに、大きな政府派を切ったから。さらに言えば、それを古い自民党だと批判したメディアも同様です。その結果としてバランスが崩れてしまった。

そして、保守かつ福祉重視、経済左派の立場が弱くなってしまいました。自民党にいればマスコミから抵抗勢力扱いされ、民主党では主流になれず、リベラルと一緒にされてしまう。

しかし、ここに需要があると思うんですよね。例えばこんな感じの。

  • 保守であることを明確にし、リベラルとは決して組まない。権威主義にしない程度の主張でいい。
  • 保守である一方で、変えていくべきところは変えると明確化する。守旧派とはみなさない。
  • 「市場の失敗」を改善する政策を打ち出していく。
二大政党制は出来なくても、保守左派の政党があるというのは重要かなと思います。