2014年3月1日土曜日

ビットコインがゴミである理由

Twitterでは書いたんですが、一応書いておきます。比喩ではなく「ゴミ」です。つまり価値がゼロ。

価値がゼロである理由は、クルーグマンの「ビットコインが提起する現実世界の問題」で挙げられている「下限の床になっているもの」が自分には見つからなかったし、ビットコイン崇拝者は誰も提示していないからです。

これに対して、取引が可能なものは「ある時点での大体の下限」は常に存在しています。「ある時点」なのは、例えば金(Gold)が価値を持つのは、飢えに苦しまずにある程度文明が発達してからだから。

信用貨幣は「ある時点での大体の下限」があります。日本だと「1000円あれば飯が食える」くらいの。ただしこれが成立するのは「デフレからマイルドインフレ」までの間です。ジンバブエみたいなハイパーインフレになってしまうとダメ。

株にも「ある時点での大体の下限」があります。どんなに業績が悪くても株価はまず間違いなく底を打ちます。安定している企業なら、PBR1倍だったり配当利率2%あたりが大体の下限。

他の金融商品もたぶん同じようなもの。日経平均ならここ見ると、PER 15倍あたりをウロウロしています。債権はよく分からないですが、たぶん利回りがそれじゃないかなぁ。

そんなわけで、現実世界に流通している貨幣や金融商品は「ある時点での大体の下限」があります。もちろん厳密なものじゃないので見込みと違えば株なら暴落したり、金融危機が発生しますが。

ビットコインについてはみんな「上限」の話ばかりで、「下限」の話はしてないんですよね。もしこれが1円でも下限があるなら話は変わりますが。下限を付けるだけなら政府や企業などが保証すればいいけど、その時点でそれはもう別物だと思ってます。

と言うわけで、これ以上はもう話すのもムダだと思います。