2016年12月30日金曜日

アメリカ大統領選の話その3

自分がどう思うかについて書いておきます。

■ 掛け金を上げたのは「自称弱い者の味方」だからしょうがない

賛成反対以前に、一部のエスタブリッシュ以外に不満がくすぶってる現実は変えようがないわけで、その不満を解消しようという気がない(だから「自称」弱い者の味方)ので、誰が選ばれようがしょうがないよねと。

ドラッカーの『「経済人」の終わり』も、ヒトラーが台頭したのは、大衆が無知だからではなく、大衆の絶望に対して、まともに向き合ってこなかったことを詳細に分析しています。さらには、次のように言っています。
プロパガンダの毒から守るためと称して大衆に自由と意志を認めないことは、ファシズム全体主義そのものである。
■ 80年前と異なるのは、問題に対する解決案を持っていること。

80年前は大衆の絶望に対する前向きな答えがなかった。だからファシズムが台頭したわけですが、当時と異なるのは、まだ十分に実施されていない解決案がたくさんあるからです。

  • 企業、NPOなどによるイノベーション
  • 自ら実行せず、監視、統治に限った「小さい政府」
  • ベーシック・インカムのような「シンプルな社会制度」
■ 「致命的なミス」をしない限り、アメリカは良くなる

致命的なミスというのは、例えば核戦争とかピーター・ティールと喧嘩別れとかそういうレベルですが、そういうレベルの判断ミスをしない限り、マイナスの影響もあると思いますが、全体的には良くなると見ています。

実際、アメリカの実業家たちは、この風を自分の味方につけようとしています。それができるのも、アメリカの実業家は、それだけ頭がよく、かつ自分だけのために動かないからです。日本だとこの方法がうまくいかないのは、トーキョーの姑息な起業家の餌になってしまうからです。日本はまた別の方法が必要。